世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
2017/03/04
「…っあう、」
ぎゅうと握りしめたシーツに皺が寄る。「…力抜けって」聞こえてくる声に頷く余裕もない。それが無理だから今こうなってるんだって、と思いながら更にシーツを握り締める。やっぱり身体は思っていた以上に全然言う事を聞いてくれない。んー、という先輩の声の後に、圧迫感がなくなった。
「やっぱまだ無理だなー」
「…………………………すんません………」
枕に顔を埋めながらそう呻いたレオに、先輩のザップ・レンフロがホントだよてめえ、と怒った声で言った。「俺と付き合って何年経つんだよ」「………いや…三日っすよ…」どんだけ捏造してんですか、と言いながらのろのろと顔を上げる。そもそも、出会ってからすら三年も経ってない。何を適当な、とレオは顔を顰めてしまった。そこ、俺的に適当にしないで欲しいんですけど。なんか大事じゃん、それは。そう思ったがザップはレオのそんな様子を全く無視して、やれやれと壁に寄り掛かった。
「いやまー俺も別にいーよ素股も。オメー触るだけで女みてーな声出すわ乳首も気持ちいみてーだわで」
「………………。」
何という堂々としたセクハラ、と思いながらもそもそと毛布を被った。「…おやすみなさい。愛してますハニー」「オイ何で今寝るんだよ。てかオマエそれ言えば俺が機嫌よくなると思ってんな?」そう言いながらザップは毛布を引っ張ってレオのことを睨んだ。よくなるじゃん、とレオは思いつつも口にはせず、それでもやっぱり申し訳なさそうな顔をザップに一応向けた。これに関して罪悪感みたいなものは自分だって持っている。しかしなぜかザップもレオの顔を見てから困ったような顔になった。この男はよく怒ったり笑ったり泣いたりと感情表現が豊かな割に、そういう表情をするのは金銭と女性関係を除くと非常に珍しい。だからちょっとレオは呆気に取られた。
「…おい。やめろそーいうカオすんの」
どんな顔だ、と不思議に思っているレオに構わず、ザップはレオの前髪を無意味にかき上げて言った。「あのな俺おまえの泣き顔見るのはヤだけど嫌いじゃねーんだよ。わかるかこの微妙な感じ」「…………。」わかるけどわかりたくはない、と思ったが口にはしなかった。殴られるのが目に見えてわかるからだ。
さっきまでのやり取りの間で誰にでもわかる通り(レオは誰にもこの男と付き合うようになったことを言っていないが)、ザップと付き合って三日が経過している。そこに至るまで、物凄く道のりは長かった。エベレストに到達するくらい長いと言ったらたぶん登山家たちには怒られるとは思うけど、たとえて言うならそのくらいお互いにエネルギーは消費したし塩分と水分は消費したし、増えたものと言えばいろんな意味での動悸と眩暈と息切れだった。死んだらどうしよう、と思ったのはたぶん無理矢理手を引っ張られてザップと一緒に夜道を歩いた時だ。ザップさん、と彼の後ろから呼んだレオに、先輩は返事をしなかった。
ただ先輩の髪の隙間から一瞬見えた耳が赤いことに気が付いて、レオはげっと思わず顔を引き攣らせてしまった。別段それに引いたわけじゃない。自分自身には引いたかもしれないが、これじゃいざ家に着いたとき一体どういう顔をすればいいんだ、と泣きたくなったからだ。レオの耳だって同じくらい真っ赤だった。
「…俺こーいうの初めてなんで全然わかんないんですけど。ふつー初回はこーいうもんなんすか?」
もそもそと横に潜り込んできた先輩を見てそう言うと、ザップは変な顔をした。「?」何でそんな顔するんだと思いながら、レオは話を再開する。「だってザップさん俺と違って慣れてるでしょ。こーいうの」そう言ったレオに、やっぱり益々ザップは変な顔になる。戸惑ったような、困惑したような、けれど微妙に嬉しそうな感情も混じっていてよくわからない。レオこそ困惑した。
かちりという秒針の音が聞こえる。もう深夜だ、とレオは思いながらもう一度毛布を肩まで被った。なんかまずいこと言ったのかな、と思いながらザップの返事を待つ。そっと横にいる先輩を見つめると、えーと、とでも言いたげな顔でザップはレオを見ていた。
「…そのー、…いや俺慣れてるっつっても男はお前が初めてだしってか最初で最後だしよ。ついでに言えば処女は殆ど抱いたことねーし」
遠い昔に一回か二回、とぼそぼそいうとザップはレオから目を逸らした。そこでなぜ目を逸らすのかよくわからなかったが、そうなんすかとレオは言って黙った。まあ確かにこの女好きが男を抱いたことがあるとは思えなかった。…あると言われたらどうしてんだろう、とレオはふと思ったあと慌ててその思考を外に追いやった。ありもしないことを考えるのが無駄だと言うつもりはなかったけれど、にしたってわざわざ今みたいなことを考えなくてもいい。
「…いーだろ別にそれは。おめえの時はとりあえず気持ち良くはさせてやる」
「………まあ今でも十分気持ちはいいんすけど…」
そう言ったあと変に間が空いた。なんだ、と思いながらレオが顔を上げると、ザップは一つ欠伸をしておまえさあ、と呆れたように言ってきた。
「俺に処女捧げる気ィあんのか。まだどっかで童貞喪失してからがいいとか思ってねーか」
「そ、そそそそういう言い方はやめてください」
慌てて俯いたが、拍子に自分の胸辺りにつけられたキスマークが見えたのでまたレオは顔をもとに戻した。ザップは眠そうな顔でレオを見ている。
「あ、ありますよ。…そりゃまあ、…俺だってそーいうのはザップさんがいいっすよ。んでも色々と物理的に無理なことは無理でしょ。俺の立場にもなってみてくださいって」
一気にそう言うとちょっと息を吐く。疲れたのだ。
ザップはレオの顔をじーっと半分くらい恨みがましい視線で見ていたが、まあいいや、と何に対してなのかよくわからないことを言って溜息を吐いた。割にあまり暗い様子ではなく、むしろ明るいとも言っていい様子だったからレオは不思議に思った。なんだかさっきから、いやこれはもしかしたらいつもかもしれないが、噛み合わないことだらけだ。
「…とりあえず寝るか。明日会議早いしよ」
「あーそうだった…起こしてくださいね……」
「お前起きねえからヤなんだよなー。起きても暫く機嫌わりーし」
だって眠いんだもん、と子供っぽく言ったレオにデコピンがきた。「何がもんだ何が。気持ちわりい」「今のはボケです」分かり難いわ、と呆れたようにザップに言われた後、レオはもそもそとザップの方に近寄った。そのままひょいと体をくっ付けるようにして、毛布を被り直す。そうしたらザップが顔を顰めて少しレオを押したので、レオはきょとんとした。
「寒いじゃないすか」
「どこがだよ。お前ガキだから体温たけーじゃねえか」
「ガキだからは余計ですけど、何にせよ寒いっすよ。隙間が空くし」
もーちょっとくっ付きましょうよ、と言いながらもう一度距離を詰めたが、ザップがバカやめろよ、と顔を顰め、今度こそレオのことを更に強く押した。「………。」ぽかんとしているレオを眉を顰めて見ながらも、ザップは少し黙ってすぐに天井を向く。
「ほらもー寝るんだろ。お休み」
「……………。」
しかしそこでザップのそれにレオは返事をしなかった。黙って今度は先輩の腕にがし、と両手でしがみ付く。「だ、…っからオイ、レオ」またザップはそう焦ったような声で言うと、ぐい、と腕を押すようにしてレオからまた距離を取った。
「寝ろよもー。俺も寝るんだしよ」
「寝ますよ。だからくっ付いてるんじゃないすか。寒いし」
「お前は寒くても俺は寒くねえんだよ」
「………………。」
なんか、と言いながらレオはちょっと眉を顰めた。「…嫌がってません?俺のこと」そうぽつりと呟いたそれに、ザップからすぐに返事がくるとレオは思っていた。たまにというか、基本レオはこの男が自分を好きだというそれを中々信じられなかったので、常にそう思っている。だからつい口にしてしまうことがあるのだ。自分でも面倒臭いなあ、と思うが、ザップはあまりそうは思わないらしい。ただ、そうレオが言う度に先輩は微妙に傷ついた顔をするから悪いなとレオも最近は思うようになった。そして結局、アホかお前はそんなことあるわけねえだろ、と呆れた表情で言うザップのそれをレオはとっくに色々なことで何度も何度も聞いている。だから今回もそうだろうと思ったのは自然な成り行きだった。
が、ザップから返事はなかった。
――――あれ?
恐る恐るザップの顔を見上げたが、そこでやっと先輩は口を開いた。「…アホか。んなことねえよ。いーからお前寝ろよ」そう言われてレオは違和感に気が付いた。ザップの声が上擦っている。基本的に自信満々で、かつ堂々としているこの男が金銭と女性関係以外でこうなるのは珍しい。―――そしてついでに言えば彼はレオのことを見ていたが、眼は少しだけ泳いでいた。
嘘をついている。
「……………………。」
まじまじとザップを見つめたレオのことをぎくりとしたようにザップは見返すと、やっぱりちょっとだけ距離を取ってレオの頭を誤魔化す様に撫でた。「…な…んだよオイ。寝ろってば」俺も寝るから、と言いながらザップが目を逸らした。
「…………………………………………………………。」
じっと黙って先輩を見つめていると(というより睨んでいたに近かったと後々ザップに言われた)、ザップがなんだよ、と困惑したように言ってまた少しレオから離れた。
「………………………………………………べつに」
物凄く間を空けてレオはそう言うと、ごろごろとベッドを転がった。「あっ。おい待てレオ、」そんなに広いベッドじゃないから、勿論そんなこをしたら普通にベッドから落ちて床に倒れる。だからだろう、ザップが焦った声を上げてレオの肩をつかまえた。ギリギリのところでベッドの淵付近でレオの身体はザップの手によって動きを止めたので、下には落下しなかった。「お前何してんだよ。危ねえって」そう焦ったように言ったザップの声が後ろから聞こえたので、そのままレオはぐるんと勢いをつけて後ろを振り返った。
おわ、と言う声が聞こえたがレオはそれを無視して思い切りザップの身体に激突する勢いでごろごろと転がる。案の定どす、という音と一緒にぐふ、というザップの呻き声がレオの耳には入って来た。
「て…っめ、コラなにすん…この、」
バカ、という怒ったザップの声と一緒にがしりと背中から首根っこを掴まれた。上を向くような体勢になったので、そのままレオは手をばっと伸ばしてザップにがしりと正面から抱き着いた。
「おわっ!?」
「………………………おやすみなさい」
「ちょ…っと待て。待て待て待てお前、」
一回離れろと言われたがその声もやっぱりさっき聞いたみたいに上擦っている。「…おやすみなさい」「だ…っからレオ!」離れろってば、と言われたがレオはそれを無視して目を瞑った。なんだかムカついていた。レオがザップにムカつくことは別段珍しいことではないが、なんだかいつものムカつきとは違うなとレオはそう自分で気が付いていた。どう違うのかは、上手く説明ができなかったが。
「…レオ」
その声にそろそろと眼を開ける。ちょっと身体を離してじろりと先輩のことを見つめると、ザップはなんだか嬉しいような困ったような、つまり複雑そうな顔をしてレオを見ていた。「…………あー…あのなー…いやお前が何考えてるのか何となく俺もわかるけどよ」「………………。」むっとした顔のままレオはぐい、と顔を近づける。これは別段他意はなく、ただ単にムカついていたことを分かって貰いたかったからしただけだった。
ただ冷静になってみると、これは傍目からすれば抱き着いて顔を近づけているという体勢に他ならない。そのせいだろう、ザップはレオからすれば不思議なことにやれやれという顔をして、ぐいとレオの顎に手をかけてきた。え、と思う前にがぶっと口に噛みつかれたので、レオはびっくりしてむぐ、と変な声を上げてしまった。
口が離れてからもう一回口の端にキスをされたので、ひゃあと声を上げたレオをザップはちょっと余裕が戻ったらしい表情で見つめると、何だその声、とおかしそうに笑った。「…強請っといてなんだよ」「ね、…強請ってねえっすよべつに」プイとそっぽを向いてそう言ったのは、確かに言われればその通りだった、と今更自分で気が付いたからだ。どう見てもキスを強請っている図に相違なかった。
「…性質わりーっての」
ったく、とザップは非常に珍しく苦笑すると、レオの頬にちゅっともう一回キスをしてきた。言われた意味はさっぱりわからなかったが、それよりもキスされたことのほうにレオはびくりと反応してまたちょっと顔を仰け反らせる。「わっ。だ、…からもう、別に俺、」「今のは俺がしたかっただけだ」そう真顔で言われたのでレオはうぐ、と二の句が告げなくなった。しかも別段嫌じゃなかったので始末におけない。
「…別に俺はこのまま寝てもいーけどよ」
「へ?あ、…や、」
すんません、と言いながらそろそろと腕を離して布団にちゃんと収まった。「なんだよ止めちまうのか。俺はいーっつうのに」「や、ちょ、ちょっと酔ってました。さーせん」フツーに寝ましょう、と言いながら慌ててレオは毛布をぐいと引き上げる。かなり子供っぽいことをしてしまったということに今更気が付いてかなり恥ずかしくなった。溜め込むのもよくはないと思うが、今のやり方は流石に子供っぽ過ぎたな、と顔が自然と赤くなる。一方ザップはさっき焦っていたのはどこへやら、にやにやしながらレオの頬をぐいぐいと突いてきた。
「なんだよレオ〜〜〜ほらいーんだぞこっち来て寝るか?あ?」
「だ、だからいーですってばもー…はいはいザップさんの愛を疑ってすいませんでした」
「おうそーだそーだ。お前が悪い」
そう言った割にザップは矢鱈嬉しそうに笑った。「…………あのー。そんじゃザップさん。俺への愛があるならなんでさっき嫌がったんですか。俺がくっついて寝ようとしたのに」「あ?」これ以上話を捩じらせるのは普通に嫌だったので、レオはそう聞いてしまうことにした。そもそもくっ付いて寝ようとしたらザップが分かり難く―――いやむしろ分かり易く嫌がってきたためああいう態度を取ってしまったのだが、そもそもこの男がレオをああいう時嫌がるのは皆無に等しかったというのも原因の一端を担っている。というよりレオがザップにくっ付くこと自体が殆どないので、ザップの方からレオにくっ付いてくることの方が圧倒的に多いのだ。
ザップはレオの質問を受けて、ちょっと気まずそうな顔にはなったものの、だってよと言いながら自分の頬を掻いた。
「…お前がくっ付いてくるだろ。したら俺だってヤりたくなるじゃん。ぜってー」
「え」
俺と?と思わず怪訝な顔で言ってしまったレオに、あたりめーだろとそこでやっとザップは怒った顔になると、べしんとレオの頭を軽く叩いてきた。いて、と悲鳴を上げたレオに構わずに、あのなお前とザップはまた怒ったように言った。
「さっきまでやってたこと忘れたんかテメーは。特に今日は抜いてもねーんだからおめえがべたべたしてきたら俺のことだから百パーお前が嫌がっても無理矢理犯すわ」
「………。」
思わず顔を引き攣らせてしまったレオに、ほれ見ろとザップは呆れたように言った。ただしそれはどうやら自分自身に呆れているらしく、レオに対してではないらしい。その理由は今一レオには理解し難かったが、ともかく言っていることは分かったのでこくんと無言で頷いた。確かに言われればその通りだった。ついさっきまでセックスしようとして、けれども物理的な理由でまだ無理だということになって、それで寝ることになったのだ。
「………えーと。なんかすんません」
「ほんとだよテメー。この俺にここまで待たせといてしかも散々煽ってくるその態度はんっだよマジで。いーかお前そーいう顔外でしたらマジでその場で犯すかんな」
「…………………。」
前半はともかく、とレオは思いながらのろのろと俯いた。後半のそれはないだろっつーかさっきの俺のせいかもしんないけど、この人のテンションもちょっと今日おかしいな。そう思いながらよろよろと手を上げる。「…とりあえずザップさん」「あ?」その声のあと、レオはもう一度毛布を引き上げる。
「寝ましょう」
「…オウ」
そーだな、と言ったあとザップはやれやれと観念した様子でぐいとレオのことを引き寄せた。「わっ!?」「…寝るか」そう言ってぎゅっと抱き締められたのは初めてじゃあなかったが、なぜか今この時、レオは物凄く緊張してきた。心臓がどきどきと突然早鐘を打ち始め、更に全身の熱が沸騰したような感覚に陥る。割にザップの手はいつもと同じように流れるような手つきでレオのことを撫でてきたので、益々硬直してしまった。
「…あ、あのーザップさん。…さっきこーいうのが嫌だとかなんとか」
「嫌だとは言ってねーだろ。お前を無理矢理犯したくなるからやめろっつったんだよ」
「…す、…するとこのまま俺は犯されてしまうんでしょうか?」
ふざけた内容だったし、ふざけた口調だったがレオは一応真面目だったし真剣だった。ただ単に、混乱していたのだ。
ザップはそれを聞いてちょっとだけ目をぱちくりとさせたが、結局悪戯っぽく笑った。
「………そりゃあ」
ご希望とあらば、と明らかにふざけた口調でザップは言うと、ちゅっとレオの額に軽くキスをした。目を瞑る暇もなく顔を一瞬で赤くしたレオを見て、ザップは嬉しそうに笑った。
「…ま、俺の理性は信頼ならねーけど」
「…………。」
「……お前が強請ってくるまで我慢してやるよ」
そう言ってもう一回、今度は瞼にキスされたのでレオは今度こそひゃあと声を出す。「…だからそーいう声はやめろっつーに」そう言ったものの、ザップはふわあと一つ欠伸をして、もう寝るわマジで、と言って目を瞑った。どうやら本日はもう眠いらしい。確かに時刻はもう深夜三時前くらいだった。
「…………………………………………………。」
おやすみなさい、と何度目かのそれを言いそびれてはしまったが、ともかく、とレオはすやすやと寝息を立てて眠っているザップの顔をそろそろと見上げる。心臓は流石にもうさっきみたいに早鐘という程ではなかったけれど、それでもいつもより煩いことに変わらなかった。
「……なるほど」
こーいうことか、と漸くレオはそこでザップが言っていたことを理解した。そっかそーか。そうですねそりゃー好きな人がこうやってくっ付いてたら下半身脳と名高いザップさんじゃなくてもそーなりますよね。…だってなんか、さっきまで物理的に無理だったとか俺も散々喚いてたけど、と思いながらレオは無理矢理目を瞑る。
「…物理を越えるものもあるんだなぁ」
そう、一言呟いて無理矢理眠る。翌朝、ふとそう呟いたレオに対して、ザップは性欲か、と一言言ってきたので普通にレオは脱力した。
終